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建売住宅とは

建売住宅は、土地と建物を一つのセットにして販売している住宅です。建物は完成しているケースがほとんどですが、中には建築前や建築中のケースもあります。どちらのケースも、建物の仕様や間取りはあらかじめ決められているので、自由に選ぶことはできません。

建売住宅の特徴

・土地

建売住宅は土地と建物がセットになっているため、建物とは別に土地を探す必要がありません。

・住宅の仕様や間取り

住宅の仕様や間取りはあらかじめ決まっているので、自由に選ぶことはできません。ただし、設備のグレードや建具の色など、一部については施主が選べる場合もあります。

・予算

土地と建物の代金を合わせたものが、建売住宅の販売価格です。土地と建物をそれぞれ購入する必要がないため、予算を組みやすいことが特徴です。

・ローン

建売住宅の販売価格は、土地と建物の代金を合わせています。そのため、住宅ローンを利用する場合はまとめて支払うことができます。

・入居時期

完成済みの建売住宅の場合、ローンの審査に通れば、すぐに入居することができます。

購入費用を抑えられる

建売住宅の大きなメリットの一つが、住宅の購入費用を抑えられることです。同じような住宅を複数建築する建売住宅では、材料をまとめ買いすることによって、設備や材料などの仕入れにかかる費用を抑えています。また、仕様や規格が決まっている建売住宅では、申請や打ち合わせの回数などを少なくすることで、人件費を抑えることも可能となっています。そのため、建売住宅は手頃な価格で購入することができるのです。

建物を見てから購入できる

建売住宅はすでに建物が完成しているケースが多いため、実際に建物を見てから購入できるというメリットがあります。自分の目で間取りや広さをしっかりと確認することで、生活のイメージがしやすくなります。図面だけを見て購入するよりも、「思っていたのと違う」と後悔するリスクを少なくすることが可能です。

入居までの期間が短い

建売住宅の多くが完成後や建築中に販売されるので、入居までの期間が短いというメリットがあります。転勤や転職、子どもの進学などで住宅の購入を急いでいる方には、すぐに入居できる建売住宅がおすすめです。

購入の手続きが簡単

一般的に、住宅を購入する際は土地探しから建物の材料、設備を決めるまで、非常に手間と時間がかかります。また、土地と建物を別で購入しなければならないので、契約やローンの手続きなどもそれぞれ行う必要があります。一方、建売住宅は土地と建物を1つのセットにして販売しているので、一緒に購入することができます。さらに、ローンもまとめて契約できるため、購入の手続きが楽になります。

住宅構造が考え抜かれている

建売住宅の住宅構造は、住宅のプロである建築士が考え抜いて設計しているので、生活しやすいという特徴があります。購入後に建売住宅で実際に生活を送る際にも、不便さを感じることはほとんどありません。