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新築とは

新築物件には、明確な基準があります。新築物件とは「完成して1年未満で未入居の物件」です。

不動産広告で「新築」と記載のある物件には、すでに完成している物件と、これから完成する物件がありますので、気になる新築物件を見つけた際は確認してみてください。また、新築物件には完成して1年未満という基準があるため、未入居だったとしても、1年以上経過してしまうと新築と表記ができません。

新築賃貸物件に住むメリット

人気の高い新築のメリットについて、詳しくご紹介いたします。

・完成したばかりのためきれい

新築物件の一番のメリットは、使用感のないきれいさです。内装も外装も全てにおいてピカピカで傷や痛みがないため魅力的に感じる人は少なくありません。

・新しい高機能な設備

新築物件は新しい高機能な設備が備わっている可能性があります。追い焚き機能付きの浴室や浴室乾燥器、床暖房など、物件によって設備の充実度は様々です。物件探しの際は管理会社に確認し、必要な機能が備わっている物件を見つけてください。

・最新技術の耐震性と耐火性

災害時も安心して暮らすためには、耐震性や耐火性がポイントです。新築物件の場合、耐震性と耐火性を備えた建材が使用されているため、災害の発生リスクを防ぐことが可能です。築年数が古い物件は、経年劣化などの理由から、耐震性や耐火性が新築と比べると劣るかもしれません。

・入居者間の人間関係も構築前

引っ越しの心配ごとの1つに近隣トラブルがあります。近隣との人間関係は、快適に暮らすためには重要な項目となります。アパートやマンションなどの集合住宅が新築物件の場合、入居者はほぼ同じタイミングで入居するため人間関係も新しく構築できます。

新築賃貸物件に住むデメリット

新築には数多くのメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。こちらでは、3つのデメリットを見ていきましょう。

・家賃が高い

新築物件は人気が高いため、新築以外の物件と比べると同じ条件でも家賃が高いケースがほとんどです。また、駅近など立地がよい物件や風呂トイレ別など人気の条件が整った新築物件は家賃がより割高になりやすい傾向があります。

・入居予定日がずれることもある

新築物件は完成する前に入居を募集している場合もあります。完成していなければ希望の予定日に入居できない可能性もありますので、管理会社に完成予定日を確認してください。

新築以外の選択肢

広い視点で物件を探すとより魅力的な物件に出会える可能性があります。築年数が3～5年以内の新築に近い物件の「築浅物件」や、築年数が経過し古くなってしまった家を改修した「リノベーション物件」などがありますので、自分に合った物件をより好条件で探すために、築年数にこだわり過ぎないことも大切です。